証明されるべきは、危険?安全?
2011年5月16日のつぶやきより
『危険である根拠?何のために?必要なのは安全である根拠じゃないのか? RT @thoton: これを読んで下さい。チェルノブイリの避難基準は5ミリシーベルト t.co/fGNwNHf @ 20ミリシーベルトが危険である根拠ってなんですか?』
あなたが道ばたで見つけたキノコ。
有毒が証明されない限り、食べますか?
無毒が証明されない限り、食べませんか?
原発事故以来、Twitterのタイムライン上で度々遭遇した、危険を立証しろ という論理。
自分自身を守るため、日本の子供たちを、愛する大切な人たちを守る為に必要な事はどちら?
危険の立証? それとも 安全の立証?
有毒が証明されない限り得体の知れないキノコを食べてしまうような人とは議論にならない。
原発事故備忘録 〜 原発事故 その時、僕らは…
生産者の苦しみ
2011年5月15日のつぶやきより
『生産者も苦しんでいる。悔しい気持ちが伝わってくるコメント。RT @rokutousei3: デモに参加した時の茨城の農家の方の演説。「風評被害ではない。政府がこれだけ隠蔽してて、まだ安全だと信じる人間は馬鹿。私は百姓の誇りがあるから売れない。買ってくれなくていい…』
生産者の心境を察すると本当にやるせない気持ちになる。
自ら被曝させられ、生活の手段を奪われ、さらには内部被曝拡散の片棒を担がされようとしている。
安全は誰が保証する?
下手くそな隠蔽を繰り返す政府の保証と生産者としての誇り、良心、生活していかなければならないという現実…
はっきりしている事がある。
事故後の基準値は事故前の基準値とは別物。
つまり、
事故後の安全は事故前の安全とは別物。
それで胸をはって安全と言い切れる人がいるだろうか。
しかも、生産したものが放射能に汚染されているとしたら、それを生産した人は、生産過程において当然の事ながら被曝している。
彼らの健康と、暮らしと、生き甲斐を、一体誰が、どのように補償する、補償出来るというのだろう。
原発事故備忘録 〜 原発事故 その時、僕らは…
文科省と安全委員の擦り合い!
2011年5月11日のつぶやきより
『これが現実。福島の親たち全員に見てもらいたいですね。公園の放射線量!文科省と安全委員の擦り合い!長崎の悪魔 http://bit.ly/kb72bX 』
残念ながら、この動画も削除されている。
福島県で開かれた説明会に出席した文部科学省と原子力安全委員会の担当者に親たちが詰め寄るシーンが収められていた。
子供に20mSvを容認したのは誰なんだ!
詰め寄る親たちに文科省担当者は「原子力安全委員会のアドバイス」と言い、それを聞いた原子力安全委員会の担当者は即座に否定。
「原子力安全委員は誰もそんな数値は認めていない」と発言、荒れる会場から逃げる様に退席する担当者たち。。
そんな場面の動画だった。
誰が?
誰の為に?
顔無き決定者。
恐ろしい国だと感じた。
原発事故備忘録 〜 原発事故 その時、僕らは…
もしもスイスだったら…
2011年5月11日のつぶやきより
『これが当たり前! RT @News_Hyper_News: 【東電原発】もし、「フクシマ」がスイスで起きたら スイス連邦保険局「もしあんな事故が起きても許容される年間放射線量は1mSVだ」5月10日 http://bit.ly/kzbJoT #genpatsu 』
基準値が何の為にあるのかを考えると、これが当たり前だと思う。
状況に依って基準が変わるんじゃ、基準とは言えないから。
日本の場合、事故が起きた途端、1mSv → 20mSvに。
その意味をもう一度、考えてみたい。
原発事故備忘録 〜 原発事故 その時、僕らは…
消費者を守る意志のないメグミルクの体質
2011年5月10日のつぶやきより
『そもそも不祥事を名前変えてごまかすような企業。RT @driedwild: 雪印メグミルクは一切検査や対処はしておらず、肝心の政府の基準も専門家が驚くほど高い放射能基準が適用されたまま http://bit.ly/m7mTFh やっぱし危ない大手雪印!!!』
原発は安全、放射能は漏れない。
そう僕らは聞かされてきた。
厳格な基準で管理されていると。
ところが、ひと度、深刻な事故が起きてみると、原発の安全性など絵に描いた餅、放射能はダダ漏れ、厳格な基準は一夜にして放棄された。
国家が国民に対して提示してきた約束は全て反古にされ、国家は自ら作った法律を無視し、放射能は安全だと言わんばかりに基準値を引き上げ、ねつ造し、国民を強制的に被曝させる愚挙に出た。
そして消費者に安全な食を提供するはずの食品メーカーは国のデタラメな基準の後ろに隠れて、これまた自らの社会的使命を果たそうとしない。
メグミルク、雪印の消費者に対する背信行為露呈の結果、看板の架け替えで誤摩化す為に生まれたブランド。
僕はただの一度もこのブランドの食品を口に入れた事は無いが、これからもそれは続くだろう。
責任のたらい回しのようなこの構造は、今に始まった事ではない。
ダイオキシンの問題が注目を浴びた時にも全く同じ言い訳が繰り返された。
「含まれていないと、聞いております」
「国の基準が。。。」等々、
これからも変わらないんだろう。
原発事故備忘録 〜 原発事故 その時、僕らは…
重大な事実が報道されない!
2011年5月9日のつぶやきより
『大変だ。しかも中国新聞じゃ地元の人読まないよ。 RT @takashi_akita: 飯舘村、高さ1メートルで毎時13・0マイクロシーベルト、国の発表値の約4倍を検出 広島の医師が独自調査 中国新聞 http://goo.gl/6Y2uX 』
福島県飯舘村で国の発表値の4倍!
なんと13μSv/h の空間線量が検出されていた。
測ったのは広島の医師。
それにしてもなぜ報道が中国新聞?
思えば福島県内の小学校で鼻血をだす生徒が続出しているという記事を掲載したのは愛媛新聞だった。
人々の暮らしと命を守るため、重要情報があれば取材して報道するのが新聞をはじめとするメディアの役割だと思っていたが。。
原発事故備忘録 〜 原発事故 その時、僕らは…
クリアランス基準、知ってますか?
2011年5月7日のつぶやきより
『原発問題に絡み、「クリアランス基準」ってご存知でしょうか?原発から出る放射性廃棄物が一般ごみとして処理され、リサイクルされて身近な製品になってしまうという危惧があります。調べると怖い事実・疑惑が沢山出てきますね。 http://bit.ly/mLi5im 』
コップに虫が落ちたら「取り除く」
当たり前のことなのに、それをすり潰して掻き混ぜて、目立たないようにして提供する。
そんなお店があったらどうだろう?
原発事故備忘録 〜 原発事故 その時、僕らは…
結局、20mSvは誰が決めたんだ?
2011年5月2日のつぶやきより
『事実であれば非常に重大です。 RT @tontan2: RT @akikichi: RT@kurumaya37: @savefukushimaa ジャーナリスト江川さんのブログに大切な情報あり。一読ください。http://bit.ly/muYzYi 』
リンク先は江川紹子さんのブログだ。
ここに見逃せない情報がある。
大きな批判を浴びた、年間20mSvという許容値、しかも赤ちゃんも子供も含む全ての人に一律に適用される(強要)放射線被曝の基準値。
これには謎がある。
今もって解明されていないはずだ。
一体誰が決めたのか?
江川氏のブログによると、この値を支持した人の1人として名前が挙がった本間俊充氏((独)日本原子力研究開発機構安全研究センター研究主席・放射線防護学)に確認の電話を入れて確認したところ、本間俊充氏の答えは次のようなものだったという。
「私は(緊急事態応急対策調査委員として)原子力安全委員会に詰めていたんですが、(子どもについても)20mSv/年が適切か、ということに関しては、私は『適切でない』と申し上げたんです」
記者会見で安全委員会は、5人の原子力安全委員の他に、2人の専門家の意見を聞き、全員が20mSv/年を「適切」と判断した、と説明していたのは一体なんだったのか?
他にも文部科学省のが同席した地元説明会で「安全委員全員が20mSvは認めていません」と言い切っている動画を観た記憶がある。
一体誰が決めたのか?
もっというと、
この国は一体誰が動かしているのか?
原発事故備忘録 〜 原発事故 その時、僕らは…
0.1mSv以下への引き下げが勧告されていた!
2011年5月1日のつぶやきより
『【文科省の矛盾】 RT @datugennohi: 20mSv/yが取り沙汰される中、2003年に0,1mSv以下への引き下げが勧告されていた|脱原発の日のブログ http://amba.to/kOZNcC 』
年間1mSvというこれまでの基準値が突然、20倍の年間20mSvに変更された事について多くの批判を生んだ。
当然である。決まりを作った政府みずからがその決まりを反古にした訳だから。
※年間1mSvの根拠については法的根拠を否定する意見もあるので参考になるページをご紹介しておく。
☞ 我国における放射線量の法的規制に関する考察(規制値1ミリシーベルトの根拠は何か)について
さて、このつぶやきの中に出てくるリンク先には2003年に0.1mSvへの引き下げが勧告されていたと言うものである。
この勧告をだしたのはECRR(放射線リスク欧州委員会)、つまり日本政府は、ECRRの考える基準と比較するとなんと200倍ものリスクに赤ちゃんからお年寄りまで”平等”に、曝す事に決めたと言う事になる。
〜 原発事故 その時、僕らは…
安全PRと小佐古参与の辞任
2011年4月29日のつぶやきより
『腑に落ちないニュース 危険が立証されていないから安全っていう論理はおかしくないか?安全だと宣言するからには「安全を立証」する必要があるんじゃないのか? 東京の地表放射性物質 1960年代と同水準 米ソ中が核実験「健康被害なし」 http://bit.ly/kCayPn 』
残念ながらリンク切れしている。
記事が削除されたらしい。
報道系のページはすぐに削除されてしまう。なぜ?
ともかくこの話、1960年代の核実験が健康に影響を与えなかったという前提にたって論じられているようだが、だったらなぜ大気圏内核実験は禁止されたんだ?
僕はそこに疑問を感じた。
そして無理矢理な安全PRが進められる中、欺瞞に加担する事に堪えきれなくなる学者も出てきた。
小佐古敏荘氏
原子力ムラの学者として原子力推進を擁護してきた人物。
2003年以降の原爆症認定集団訴訟では、国側の証人として出廷し、国の主張に沿った証言を行った人物である。
『RT @tontan2: これが良心。RT @popeetheclown:内閣官房参与、抗議の辞任 http://bit.ly/llJlKR 小中学校などの屋外活動を制限する限界放射線量を年間20ミリシーベルトに決めたことに「容認すれば学者生命は終わり。自分の子どもをそういう目に遭わせたくない」と異論を』
これは他人のツイートを公式リツィートしたものだが、子供の被曝許容量、年間20mSvという決定に批判が飛び交う中、内閣官房参与の小佐古敏荘氏が涙の会見を行い辞任した。
許容出来ない、子供をそんな目に遭わせられない、の言葉を残して。
〜 原発事故 その時、僕らは…
NHKかぶんブログに小佐古敏荘氏の辞任会見資料が掲載されていた。
いつ削除されるとも分からないので魚拓しておく ☞ 小佐古敏荘氏辞任会見資料